子どもの夢を応援すること
子どもの夢を心から応援することって難しい、って最近思います。
我が家の小2の息子の夢は・・・・「絵描き」。
「毎日絵を描いて暮らすんだ〜」と空想してニヤニヤしています。
そして、これが息子が書いた絵!
左から「人めん森」「水の大じゃ」「目ののろい」。
ここ2年ほど「トレーディングカードゲーム」にはまっているんですが、学校に持っていくことは禁止されているので、友だちと自作。
本格的な油絵とかの画家になりたいわけじゃなくて、カードやゲームのキャラを描きたい。すでに家に何百枚で、家が片付きません・・・
決してウマくはない・・・・・・と思うんですが、ひたすら新しいカードを生み出していくクリエィティビティには感心します。
できあがったらキャラの属性や特徴、必殺技、進化を延々と教えてくれて。
聞かせてもらいながら、「理由もなく純粋に惹かれるということ」「ただもう好きということのパワー」とひしひしと感じてます。ただの絵なんだけど、人が懸命になる姿は、いいものですね。イキイキした魂を感じます。
と、彼のものすごい熱を感じながらも、親としての私の内心は「わー大学行かないとか言いだしたらどうしよー」「絵描きなんか選ばれた人しかなれないんだよ」という対話が始まっています。
こどもの夢は応援したい。
でも食ってくこと、生活を安定させること、この世界で勝ち抜いていくことを求めている自分もいる。
今は小学生だから、「たぶん夢は他に変わるんじゃないか」なんて考えている自分がいて余裕があるけど、中学、高校と学年が上がるにつれ、両手をあげて息子の夢を応援してあげられるのかどうか?
「やりたいようにやれ」
「好きなように生きろ」
という言葉は、他人に言うことは簡単だけど、自分の子どもに言うことは本当に難しい。
それはもちろん愛しているからこそ、親の考える「幸せ」という名のレールに乗って欲しいっていう希望なんだけど、それが本人の幸せに直結しているわけではないことを、忘れないでおけるかどうか。
親は、生まれた日から成長を見てきた人間として、その力を信じ切ってあげられるのかどうか?
子どもに夢をあきらめさせる親じゃなくて、子どもが自分の思い通りにならないことをあきらめる親でありたいと思います。
子どもには、幸せになってもらいたい。
私も含めて多くの親御さんがそう思っていると思います。
よくよく考えてみると、私が考える幸せになる力って、レールから脱線しても、自分の力を信じて道を作ったり、新しく周囲の人と協力してレールを敷ける力なんですよね。
子どもがだんだん大きくなるにつれて、守ったり保護したりという役割から、大きく伸ばしていく役割へ。
たとえそれが予測した方向や伸び方じゃなくても、ちゃんと受け止めてあげたい。
想像してみると、我慢できなくて、口出ししたくてギリギリ歯ぎしりしてるかも。親としての器が要求される予感です。
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