どん底が教えてくれること

こんにちは。

パーソナルコーチの北條良子です。

 

10月の3連休を利用して、大阪の実家に帰省してきました。今回は主人を神奈川に残し、小学生の息子を連れての2人帰り。

学生時代の友人や、昔働いた会社の同僚、懐かしい顔にたくさん会えて、リフレッシュした旅でした。いくつか面白いエピソードがあるので、つれづれに書いていこうと思います。

 

皆さんは、友達から昔の自分の姿を教えてもらって、思い出せないことってありますか?

 

私は今回、大学時代の友人から、こんなエピソードを教えてもらい、思い出せない自分にびっくりしました。

 

友人曰く、

「そういえば北條さんは、2回生から3回生に上がる時に、進級できるかどうか、かなり微妙で悩んでた。提出必須のレポートが提出できなくて、ゼミの教授に期限を延ばしてもらうように頼み込んでた。」

 

こんな大事件、「あー、そうそう懐かしい!そんなこともあったわ!実はあんときな・・・」って知られざるエピソードも付け足して話したいとこですけど、私、この記憶が全く抜け落ちていて、全然覚えてないんです。

フツーなら忘れないですよね?

 

ほんとに思い出せないので、友人の勘違いじゃないのか、と言いたいところですけど、なんと別の友人からも同じ証言が。「涙目になってた」的な超恥ずかしいエピソードまで公開され、うぅ、そんな人生の重大事、まるっきり忘れるなんて、私もすごいやつだな、と。

 

私、人生のどこかで宇宙人に誘拐されたんじゃないの?と疑い始めたとき・・・

友人が「そういえば、弟さんのことですごく悩んでた時期だった」と言ってくれたのです。

 

そう言われてみると、思い当たるフシがたくさんあります。

引きこもりだった下の弟が、いろいろ軽犯罪を犯して警察に捕まったり、留置所から送られてくる「早く出して欲しい」という手紙を見て保釈してもらうのか逡巡したり、父親とずっと不仲だった母親が出て行って、急に家計管理や家事をしなきゃいけなくなったり(1年くらいで戻ってきました)と、なんかもう、すごい不安の中に暮らしていた光景がうっすらと思い出されました・・・

 

その日、実家の布団で横になって、暗闇の中でしみじみした気持ちを味わいました。

きっと大学2年〜3年って、私の人生のどん底の一つで間違いないでしょう。

思い出すと辛いから、思いださないよう脳が拒否しているんだと思います。

20歳やそこら、今から考えたらまだ子どもなのに、えらい苦労していたもんです。

 

それに比べて、今、この瞬間のなんと平穏なことよ、と。

朝まで警察から電話がかかってくる心配がないって素晴らしい。

あの頃のどん底を思うと、今の自分がいかに幸せか。

 

隣ではスヤスヤと小学生の息子が寝息をたてています。

 

自分が幸せなことが実感できると、不思議と周りの人や昔の自分への感謝の気持ちが湧いてきました。

 

なんだか思いがけない形で、自分の人生の区切りがつき、実は終わっていなかったできごとが完了したような気持ちになったできごとでした。

 

 

 

シェアやリブログ、コメントを歓迎しています。